僕は人見知りです。
でも、この本を読んだ後は、すぐにでも誰かと話してみたいと思いました。
僕は職場や飲み会の席などでは、みんなの会話の輪には積極的に入りません。
仕事で同僚と車で移動する時は、いつも無言の時間があり、ヒヤヒヤしています。
自分から誰かに話しかけることは、あまりありません。
こんな自分は嫌だと、過去に何度も思い、人見知りを治すために色々なことをしてきました。
人と話すときはこんなことを聞いた方がいいとか
聞き役に徹しろとか
あいさつをこんなふうにしろとか、、
でもなんの効果もない!
そこで最近はこんなことを思うようになっていました。
そもそも自分は他人に興味がないから、何をしても無駄なんだ
そんな中、本屋さんをぶらぶらしていると、ふとこの本に目が止まり、少し読んでみました。
感じたことは、めちゃくちゃ共感できるということでした。
著者のいしかわゆきさん自身、次のようなことを言っています。
- 他人に興味がない
- 人見知り
- 飲み会の席がプレッシャー
これを見て、この人の話は信用できるかもしれないと感じ、とても興味深く読み進めることができました。
「書く」前提で「聞く」
この本を読んで一番納得した考え方です。
人との会話において、やはり大事なのが聞くこと
人は自分の話をしたい生き物なので、うまく聞き役に徹することができれば、相手に話してもらう形で会話は自然に続きます。
では、どうすれば聞き役に徹することができるのか
方法の一つが「書く前提で聞く」ことです。
「書く」とは、個人の日記やSNS・ブログでの投稿、メール・LINE等でお礼や感想を伝えることなどを指します。
つまり、文章を書くためのネタを集めるために、相手にインタビューする感覚で会話しようというものです。
これを読んだ時、自分の中で会話に対するハードルが下がった感覚がありました。
僕は普段ブログを書いていますが、人との会話内容もネタの宝庫なんだと気付かされました。
個人の日記を除き、書いた文章には読者がいます。その読者が欲しがっている情報は何かを想像して、それを会話の中で質問していきます。
自分は相手に全く興味がなくても、読者は興味があるかもしれない。だから話を聞く。
こう考えることで、人に興味がなくても会話はできるんだと思えるようになりました。
この本を読んでからまだ数日しか経っていませんが、少しずつ実践しています。
実感として、会話に対する恐怖感が小さくなったと感じています。
まだぎこちなさはあるので、少しずつ練習していきたいです。
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