部署異動が怖い!
間も無く新年度。サラリーマンには定期的に部署異動がある。
せっかく数年かけて慣れてきたと思っていたら異動が命ぜられる。僕はこの時期が本当に嫌だ。
人間関係が怖い
何が嫌って、まず人間関係
僕は小学生の頃から、親の仕事の関係で転校を繰り返していた。この転校が嫌だった。
昔から人見知りが激しく、なかなか周りと打ち解けられない。先生の力も借りながら、やっとの思いで友達ができたと思ったらまた転校。
大人になり、人見知りは昔ほどは酷くなくなったけど、相変わらず人と打ち解けるのは苦手。
人に嫌われるのが怖くて、なかなか自分から話しかけられない。
そんな僕にとって、部署異動が苦痛じゃないはずがない。
新しい仕事が怖い
僕は仕事ができない。
周りと比べて、何かを覚えるのは得意だと自負している。けど仕事ができない。
言われたことはきっちりやろうと思う。むしろ、言われたこと以上のことをして報告したいと思う。
でも自分から仕事をとりに行けない。なぜかやる気が出ない。
要は指示待ち人間。
部下の立場だったらまだいい。でも僕も今や上司の立場になった。このままではダメだ。
部署異動したら全てが新しい仕事だ。自分からどんどん仕事を覚えにいかないと行けないのに、どうしても指示待ちになってしまう。これじゃダメだ。
人間関係をよくするには
人間関係、仕事、異動時期に毎回憂鬱になるのも疲れたので、解決策を考えた。
まず人間関係だが、ベストセラーの「嫌われる勇気」を参考にした。
僕は嫌われるのが怖かったけど、そもそも相手が自分のことを嫌いになることは、自分にはどうしようもない。
それよりも、自分がやりたい・やるべきと思ったことをやる。そこで誰かに嫌われようと、自分にはどうすることもできない。むしろ、嫌われるのが嫌でやりたいことができない方が問題。
前の部署で、その時の仕事の進め方が気に食わなくてモヤモヤしている時期があった。上司に話してもどうせ反対されると思っていたし、上司の指示にケチつけてるみたいに受け取られたら嫌だったので特に何も言わずに仕事してた。
この時も、やるべきと思ったこと、上司に意見具申すべきだった。上司も仕事仲間なので、むやみに攻撃的になる必要はない。それでもムッとされるかもしれない。でも逆に感謝されるかもしれない。相手の感情は操作できない。やるべきと思ったことをやるべきだ。
新しい仕事に慣れるには
メモする
当たり前のことかもしれないが、その当たり前のことを上司の立場になってもちゃんとやる。
常に携帯できる小さめのメモ帳を持ち歩いてメモをとる。相手の話を遮っているようで気が引ける?これは気のせいだ。むしろ相手はちゃんと話を聞いてくれていると思い、いい気分になる。そもそも、メモはやるべきこと。それに付随する相手の感情は操作できない。
小さめのメモ帳とは別に、A4ノートも用意し、仕事に関して頭に浮かんだことを書き殴る。これは著書「ずっとやりたかったことをやりなさい」で紹介されているモーニングページを参考にした。
体裁とか関係ない。後で読みやすいようにカテゴリーに分けるとかもしない。頭からその考えが消えてしまう前に急いで書く。
何かアイディアが浮かんだ時もA4ノートに書く。その時手元にA4ノートがなければメモ帳に書いて、後でA4ノートに書き写す。
書いていると、頭が整理される。次にやるべきことがわかってくる。
毎日新しいことに挑戦する
なぜ指示待ちになってしまうのか。僕の場合、面倒臭いから。そして指示待ちでもなんとかやっていけるからだと思う。
自分から積極的に仕事を覚えにいかないとクビになる、という危機感があまりない。でもそれではいい仕事はできない。じゃあどうするか、自分の中でルールを作る。一日一つ、新しいことに挑戦する。
挑戦することにはエネルギーを使うので疲れる。面倒臭い。でもこれはトレーニングと同じ。最初は辛くても、継続することで実力が上がっていき、それを実感することでやる気が出てさらに継続できる。自転車の漕ぎ出しは大変だけど、スピードに乗れば楽に進める。挑戦することも、最初の数日だけ頑張れば、意外とそれが習慣になると思う。
少しでも得意・楽しいと思ったことに集中
新しいことに挑戦しているうちに得意・楽しいと思えることに出会うかもしれない。それはとても幸運なこと。それを見捨てるのは勿体なさすぎる。
得意なこと、楽しいと思えることには、自然といい仕事ができる。周りの評価について考えるのは二の次でいい。それらは自然と後からついてくる。
新年度、部署異動があったらやるべきだと思ったことをやり、ひたすらメモをとり、新しいことに常に挑戦する。こうすれば、すぐに仕事に慣れるだけでなく、いい仕事ができ、周りの評価も上がるはず。
僕も意識して実行していきたい。
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