上司や部外の人に仕事を教わることがあると思います。
この時、よく「何か質問ありますか?」って聞かれると思うんですが、特に質問が浮かばないことも多いんですよね ^^; 私もそうです。
でも、これってもったいないことだと思います。
僕は、何か仕事を教える時、最初から全てを教えません。一から十までとなると時間が掛かりますし、相手がどの程度教えて欲しいかわからないからです。また、勝手に相手がわかっているものだと思ってあえて説明しないこともあります。
でも、質問があると、「あ、説明が足りていなかったな」と思って説明し直しますし、何より相手の意欲が伝わってきて、「プラスアルファのことも教えてあげよう」と思います。
さらに、質問しないことは少し失礼なことかなと思います。相手は自分のために時間を割いてまで教えてくれているので、誠意を示すべきです。その一つの方法が質問をすることだと思いますし、質問がないと「この人に真面目に説明しても時間の無駄かも、適当に済ませるか」と思われても仕方ありません。
では、質問はどうすれば浮かんでくるのでしょうか?
僕は「教わった内容を誰かに教える必要がある状況だと質問が浮かんでくる」と実感しています。
例えば、仕事で部外の会議に出席することを思い浮かべてみてください。あなたは会議の内容を上司に報告しなければなりません。そのような状況であれば、あなたは説明不足なことや疑問点が自然と浮かんでくるでしょう。そしてそれを質問するはずです。そうでなければ上司に納得してもらえる報告をすることができません。
だからと言って、誰かの説明を受ける時、必ずしも上司に報告する状況だとは限りません。そこで私が提案するのが、「あらかじめ誰かに報告・情報共有する予定を立てておく」ということです。そうすれば、後で第三者に報告するために必要な情報(質問事項)を脳が勝手に集めてくれます。
ただし、注意点もあると思います。例えば、少しネットで検索すればわかるようなことを質問して相手を困らせてしまったり、相手の説明の揚げ足を取るような形で質問して相手を不快にさせたりすることです。(僕が身に覚えのある失敗です、、)しかしながら、質問が浮かばないよりはマシだと僕は思っています。それだけ主体的に話を聞いているということですから。
以上、読んでいただきありがとうございました!参考になれば幸いです(^ ^)
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